培養幹細胞治療で重篤な感染症が発生した報道について
培養幹細胞治療で重篤な感染症が発生した報道について
ニュースに東京のクリニックにて培養幹細胞治療を受けた患者に重篤な感染が起きた事例が報道されました。当院でも心配の声が聞かれます。今回の事例は自己幹細胞を培養し増やしたものを点滴でもどす治療のことです。細胞培養の過程で細菌が混入したものと推測されます。当院で行っている培養幹細胞上清液治療に同じことがおこることはありません。過去に上清液でも細菌混入した事例の報告がありますが、これも調合した上清液の長期間の保管によるものと理解しています。当院の上清液は全てフリーズドライとなっており、希釈後は直ちに使用し、分割保管することは行っていません。また、上清液作成過程での細菌混入は多重のチェックをうけています。
上清液治療を開始して1か月が過ぎましたが、多くの効果が実感されてきています。関節痛や更年期症状だけではなく、増毛効果も確認できています。増毛治療については細胞移植と上清液の併用で顕著な効果を実感しています。増毛治療の開始にはまだ時間が必要ですが、着々と準備をすすめています。
今回の報道の内容に誤解ないようにお願いいたします。