ACPダブルシリンジを用いたPRP治療の場合、院内で血液を採取しその場で多血小板血漿を分離作成します。所要時間は15分程度です。この方法も保険適用外の自由診療となります。
ACPダブルシリンジで採取したものは、第3種の認可であり関節内には投与できませんが、骨折治癒の促進などの広い範囲に応用できます。また、数例ですが損傷神経内投与も行っていて、術後の残存神経症状の改善に期待ができます。
今は整形外科範囲で使用していますが、当院では今後適応範囲を広げていく予定です。
再生医療法の認可は施設ごとに取得が義務づけられており、岩見沢本院は認可を受けていますが、北7条診療所は認可申請中です。認可がおりるまではPRP-FD治療を先行して行います。