001 腰痛とは?|第2部A 腰痛の治療法
腰痛の治療は、「痛みを一時的に和らげること」だけではなく、痛みの原因を改善し、再発を予防することが重要です。
そのため、患者様の症状や原因、生活スタイルに合わせて治療方法を組み合わせます。

表7 腰痛の主な治療法
|
治療法 |
主な目的 |
|
内服治療 |
痛みや炎症を抑える |
|
外用薬 |
局所の痛みを軽減する |
|
リハビリテーション |
身体の機能を改善する |
|
運動療法 |
再発予防・筋力向上 |
|
神経ブロック治療 |
神経由来の痛みを軽減する |
|
再生医療 |
症状に応じて検討される |
|
手術 |
保存療法で改善しない場合に検討 |
腰痛の原因は一人ひとり異なるため、「この治療だけで治る」というものではありません。原因に合わせた治療を選択することが重要です。
神経ブロック治療の役割
腰痛の中には、神経が圧迫されたり炎症を起こしたりすることで生じる痛みやしびれがあります。
そのような場合には、神経ブロック治療が有効な選択肢となることがあります。
神経ブロックには、痛みを和らげるだけでなく、どの神経が症状の原因となっているかを確認する診断的な役割もあります。
表8 ごうだ整形外科で行っている主な神経ブロック
|
治療 |
主な対象 |
|
神経根ブロック |
腰椎椎間板ヘルニア・坐骨神経痛など |
|
腰部神経叢ブロック |
腰痛・下肢痛・下肢のしびれ |
|
星状神経節ブロック |
首・肩・腕の痛み、自律神経症状 |
|
斜角筋ブロック |
胸郭出口症候群、首や腕の痛み・しびれ |
神経ブロックは、画像検査や診察結果をもとに適応を判断し、患者様に適した方法を選択しています。
リハビリテーション・運動療法の重要性
腰痛の改善には、痛みを抑えるだけでなく、「腰を支える筋肉」を鍛えることも重要です。
特に体幹の筋力が低下すると腰への負担が増え、腰痛を繰り返しやすくなります。
表9 リハビリテーションで期待できること
|
内容 |
目的 |
|
ストレッチ |
柔軟性を高める |
|
体幹トレーニング |
腰を支える筋力を強化する |
|
姿勢指導 |
腰への負担を減らす |
|
動作指導 |
日常生活での負担を軽減する |
ごうだ整形外科では、理学療法士が患者様一人ひとりの状態に合わせたリハビリテーションを行っています。
整形外科で体重管理が重要視される理由
腰椎は、体重を支える重要な役割を担っています。
体重が増えると腰椎や椎間板、筋肉への負担が大きくなり、腰痛が悪化しやすくなります。
一方、適切な体重管理によって腰への負担が軽減され、症状の改善につながる場合があります。
表10 体重管理によって期待できること
|
効果 |
内容 |
|
腰への負担軽減 |
椎間板や関節への負担を減らす |
|
歩きやすくなる |
日常生活の動作改善 |
|
運動しやすくなる |
筋力向上につながる |
|
再発予防 |
腰痛を繰り返しにくくする |
ごうだ整形外科では、運動療法や生活習慣の見直しとあわせて、必要に応じた体重管理についてもご相談いただけます。
ごうだ整形外科で行っている腰痛治療
腰痛の原因はさまざまであり、患者様ごとに適した治療法は異なります。
当院では、診察と画像検査をもとに原因を詳しく評価し、一人ひとりに合わせた治療をご提案しています。
表11 ごうだ整形外科で行っている主な治療
|
治療 |
内容 |
|
レントゲン検査 |
骨の状態を確認 |
|
MRI検査 |
神経・椎間板・脊柱管を評価 |
|
リハビリテーション |
機能改善・再発予防 |
|
運動療法 |
筋力・柔軟性の改善 |
|
神経ブロック治療 |
痛みやしびれの改善を目指す |
|
PRP-FD療法 |
症状に応じて検討 |
|
培養上清液治療 |
症状に応じて検討 |
患者様の症状や生活背景を考慮し、保存療法から専門的な治療まで幅広く対応しています。
監修者プロフィール
合田猛俊
医療法人社団GOZEN 理事長
整形外科専門医、医学博士
佐々木拓郎
北7条ごうだ整形外科 院長
整形外科専門医、医学博士、産業医、日本スポーツ協会公認スポーツドクター
清藤直樹
岩見沢ごうだ整形外科 院長
整形外科専門医、医学博士、日本人工関節学会認定医、日本スポーツ協会公認スポーツドクター


